異類婚姻譚は

人間と違った種類の存在と人間とが結婚する説話の総称。

世界的に分布し、日本においても多く見られる説話類型である。

なお、神婚と異類婚姻とに分離できるとする見方や、逆に異常誕生譚をも広く同類型としてとらえる考え方もある。

よく知られている例としては、ギリシア神話ではキューピッドとプシケーの物語やゼウスが乙女の元に白鳥や水滴と化して訪れる話、グリム童話では『かえるの王さま』、日本でいうと鶴女房などが挙げられる。

これらは古代の族外結婚による信仰、生活様式の違いに起源を求める説がある。子孫が残る伝承のものには、子孫にとって都合の良いものが多い。

例_天人女房系羽衣伝説や清王朝始祖、女真族のプフリヨンスの伝説等。

日本神話におけるホオリとトヨタマヒメの結婚もまた異類婚姻譚であり、2人の子孫が初代天皇となっている。

関敬吾をはじめ、異類婚姻をテーマとした研究は多くなされており、様々な角度から分析されている。
update:2010年03月06日